放課後等デイサービスを始めるためには、必要な人員を集める必要があります。
放課後等デイサービスの人員配置要件は、
①管理者 1名以上
②児童発達支援管理責任者 1名以上
③従業員(児童指導員・保育士) 2名以上(10人定員の場合)
です。
この中でも、特に要件がわかりづらく、満たすハードルが高いために確保が難しいのが児童発達支援管理者(以下、児発管)です。
意外に思うかもしれませんが、児発管の要件に介護福祉士や看護師などの資格は必要ではありません。実務経験を満たせば誰でもなれますが一定の資格を持っていれば期間が短縮されます。
児発管の基本的な要件は、
①常勤
②実務経験
③研修修了者
です。
今回は②実務経験について詳しく解説していきます。
実務経験の長さは、
A.(BとCの)資格を持っていない人
B.有資格者
C.国家資格者
で変わります。
長さは変わりますが、この3種に共通する要件がありますので、はじめに頭に入れておくとよいです。それは実務経験年数の中に、障害児・児童・障害者への支援の経験が3年以上必要という点です。つまり老人福祉施設や医療機関の実務経験のみでは例え10年の実務経験があっても児発管になることはできません。
次回、3種類の実務経験の長さについて詳しく説明して行きます。
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